毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

百貨店の食料品売り場にて

先程、百貨店の食品売り場で、推定60代の男性が押す買い物カートに激突しました。あるいは、されました。右太ももが痛くて歩きづらいです。

こんにちは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

初老の男性に、買い物カートでぶつかられた瞬間、わたしの口から出た言葉は

「痛っ!すみません!」でした。

 

あちら様は、こちらの声も衝突の衝撃もどこ吹く風。わたしの顔など見向きもせずにシカトです。

「すみません」や「痛くなかったですか」等の気遣いはもちろん「どこ見てんだよ!」的な罵りもない。

気づいてない?そんなバカな。こっちは結構痛かったのに。これで気付いてないなら、だいぶ老人だろう?そもそもよそ見してたからぶつかった?でもぶつかった事に対して何の気づきも起きないって。。。

 

そんな相手に対して「すみません」と条件反射で謝った自分にムカつきました。

毒親育ちあるあるです。

何はともあれとにかくまず、謝ってしまう。

 

しかし謝りながらも同時に、あちら様にも少し、いや、結構、頭には来ていたのですが…

 

最近はわたし、老人に少々優しいんです。

 

父を見ていて、老人に優しくせねばモードが前より強く発令されがちなわたしなので、それほどムカつきを引きずりはしません。

 

そう。こちらがある程度大丈夫なら、水に流そう忘れよう。わたしの人生に関わって欲しくない人種とはつきあわない。記憶も気持ちも付き合わない。

わたしに痛い思いをさせたあの年寄りにバチが当たればいいだとか、そんな念も飛ばさない。

 

以前は逐一恨んでいたんですがね。

 

年を重ねてわたしも、少し大人になりました。

 

 

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