「ワンピース」が好きです。
44巻のラスト、メリー号とのお別れは何度読んでも号泣します。
何故泣くのか考えてみたのですが
その理由は「憧れ」です。
44巻まで、ルフィたちの海賊船として活躍してきて、その寿命を全うし
仲間たちから「ありがとう」と涙で見送られ
そこに居合わせたウォーターセブンの船大工たちからも尊敬されるメリー号。
ウチの先祖で、そんな死を迎えた人は誰もいない。
皆、恨みと憎しみと後悔の中死んで行きました。
ちなみに曽祖父は、わたしが生まれる7日前に亡くなったそうです。
とても酷い脳溢血で、急に倒れ、病院でCTを取ったら血で脳の3分の2が潰れていて、そのまま亡くなりました。
祖父母はどちらも施設で5年ほど過ごした後、己の運命や配偶者、家や寺を呪いながら他界しました。
わたしの父と母、そして我々姉弟はどの様な死を迎えるのかわかりませんが
ワンピースのメリー号の様な生き様と退き際にわたしはとても憧れています。