他のお家の事とはいえ、昨日結婚式の事を書いたので、葬式の話しを思い出しました。
ウチの祖母が死んだ時
喪主挨拶は父が喋りました。
その時、言葉に詰まった父を見て
泣いていた参列者もいました。
葬儀が落ち着いた後父が家族に言ったのは
「あそこで言葉に詰まって泣いてる感じを見せたの、良かっただろう?」と。
とても得意げに。
照れ隠しじゃなくて本気で言ってるんですね。
男が人前で涙を見せてしまってそれを恥じて…わざとだったと、演出だったと言うのではなく。
「人の気持ちをオレはわかるから、演出してみせたんだ。スゴイだろ、俺」と。
自分の母親の葬儀で「泣き真似上手に出来たからスゴイだろ、えっへん!」と、我が子や嫁に自慢する父。恥ずかしいわ。
ADHDの人って、空気読めないし
人の気持ちをまるでわからないんですよねぇ。
そういえば、祖母の葬儀でお経を上げたのは祖父です。むちゃくちゃカッコイイ読経でした。
父とは違い多くは語らない祖父でしたが、その時は読経で全てを伝えていました。