毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

自粛あけ

やっと6月に入りましたね。自粛&お篭り期間は昨日まで!今日から再始動!という方も多いのではないでしょうか。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

今日は気持ち的にはフレッシュなのですが、身体がついていかない。主人が久しぶりに普通に会社に出社して、家に自分1人になって、どっと2ヶ月ぶんの疲れが吹き出してきたかんじです。めっちゃ身体キツいわ〜。

自粛の間、嫁の仕事良く頑張った、わたし。

 

自粛中はちょっと精神的にいろいろ詰んでいました。先週は洗面台からふと顔を上げた時、鏡に写る自分の疲れきった鏡を見てゾッとしたりもしました。完全に自粛疲れでした。

実はゾッとしたのは「ヤバイ、今のわたし、おじいちゃんそっくり」と思ってしまったからでもあります。

 

生前の祖父はいつも仏頂面で、口はへの字に曲がっていて、父は祖父の事を「苦虫を噛み潰したような陰気な顔」と言っていました。住職だった祖父の晩年の暮らしぶりは、家から滅多に出ず家族との会話もなく、思えばこの自粛期間中の様な暮らしだった。

そりゃ陰気な顔にもなるわ。

ジィさんも、つらかったんやな。

 

まわりはネガティヴニュースばかりで

家の中に理解者はなく

孤独だった祖父。

寂しさと悔しさと硬くなさで出来た人だった。

 

戦争で周りの戦友が殆ど戦死した中、自分だけが生き残ってしまった後ろめたさ

僧侶になるための修行時代、いじめ抜かれた苦しみ

我が子(父)が発達障害で、まるで話しが通じないもどかしさと腹立たしさ

晩年受けた、寺の後任者の裏切りや、周りの寺の住職からの冷たい仕打ち

そして、この世は地獄だった…という呟き。

 

 

ツライ状況が続き過ぎた人間が、どんな人相になるかをわたしは知っている。身近なところでそれを教えてくれたのが、祖父でした。

 

 

この自粛期間、みんな、本当にいろいろツライ事が続きましたね。まだ終わってはいないけど、みんな、本当に、よく頑張ったよね。

今、疲れた顔でぐったりしている人々を、労いたい気持ちでいっぱいです。

 

みんな、お疲れさま。

 

 

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