毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

節目や区切りの大切さ

今日は袴姿の女の子を沢山見ました。

 

こんばんわ。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

コロナの影響で多くの大学や短大の卒業式が中止になっていると聞いていたのですが、実施された学校もあったのですね。

 

若くて可愛らしいお嬢さん方の袴姿に、初々しい男の子のスーツ姿。眼福でした。

 

ウチの父は娘が晴れ着を着るのが大嫌いで

成人式の振袖も卒業式の袴も

キチガイめ」

「その他大勢のバカと一緒になって騒ぐのか」

知能指数が低いやつめ。そんなもの着て何の意味があるんだ。何の生産性もない。金の無駄だ」と、一蹴していました。

 

わたしは成人式に関しては「着たら殴る」と圧迫されたのと、アルバイト禁止で自分のお金もなかったのとで振袖は着られませんでしたが、卒業式の袴は着ました。着て、よかったです。

 

お金をかけて着飾るのはその行為自体が「節目」「けじめ」「区切り」だったりする。

いつもと違う衣服を纏い、いつもよりお金をかけてヘアメイクをして、節目を祝う。これって大事だと思う。

 

短大なら2年

大学なら4年。

「よくがんばったね、わたし!」

そう、言いたいよ。

言えた方がいいよ。

友達がいなくて、たった一人だったとしても、自分で自分の卒業を祝ったらいいと思う。

卒業を機に就職するんだったら、「学生→社会人」って、「コドモ→大人」と言われる成人式以上に節目だと思う。(選挙権が18歳に下がった事を考えるとなんか微妙だけど)

 

節目を祝うという行為は、この先の人生を頑張る為でもある。だって、今の節目がいいけじめになったなら、次のより良い節目を目指したくなるもの。

 

今回のパンデミックで「卒業式」という節目を失った人は、何らかの形で他で区切りをつけられたらいいよねと、お節介ながら思っています。

 

 

ところで、ウチの父が節目を嫌うのは

「子どもにいつまでも子どものままでいて欲しかったからなんじゃないか?」と気付いてしまいました。

いつまでも子どもを自分の持ち物にしておきたいから。卒業なんてして欲しくないから。我が子が大人になったと認識する事から逃げていたのだと思う。大人になって、子どもが自分の元を離れて行くのが嫌だったんだ。

 

そう考えると、とても滑稽ですが、少々可愛くも思えます。

 

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