ハタチって節目でしたか?
こんばんは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
主人が昔書いたらしい散文を読んでいます。
大学進学のために九州から上京した彼にとっては十八こそが大きな節目であったし、二十歳を節目とする同級生のお祭り騒ぎにも乗れなかったと綴られている。
わたしは大学受験に失敗し
親から常に嫌みを言われ
大学受験に失敗した以上は弁護士か会計士を取れと言われ
税理士を…というと
税理士なんて会計士から馬鹿にされるから会計士を取るんだ!と凄まれ
でも勉強を始めてみたものの全然自分に合わなくて躁鬱と摂食障害が酷くなるし
大学時代は家でも大学でも常に父に監視されていて気が狂いそうで…
という状況で、全くもってなんの救いも光もなく、二十歳を喜んでいる、親から喜ばれている同級生たちが宇宙人に見えたものです。
医学部浪人を二十歳過ぎても続けている知人もいたし。
働いていた子もいたし。
風俗に流れた子もいたし。
いろんな二十歳の在り方があったよなと。
でもみんな、それぞれの人生だったよねと、
今なら思える。
だけど、どこか自分の知らない所に存在してそうなモデルケース、テンプレートの様な「理想のハタチ像」に、憧れ羨んでたんだ。
そんな必要、なかったのにね。
二十歳という節目が楽しく幸せだった人、どれくらいいるんだろう?
わたしはあの頃、地獄の8合目でした。