昨日受けたハートソングというヒーリング&カウンセリング治療の影響で今日はグッタリしています。
こんにちは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
このコロナ騒動の中、40年間の学者生活を終えて遂に父が大学を退官!
これで「無職」になるわけで
アイデンティティを失い、父はこの先生きて行けるのかしら…?と、心配していたのですが。。。
なんてことはない。
無職なものは無職なのに…
退官した大学教授は「名誉教授」という新たな肩書きを得るのですね。
「名誉教授」は、ノーベル賞だとか大きな賞を受けた研究者が得る称号ではないのです。
フッツーーーーーーーに
ただただ大学に居座り、
「教授」となって以降論文の発表をせず、
春夏秋冬同じ授業を何十年とマンネリっていうか何のアップデートもされていないオワコンリピートでも職を追われる事なく
教授の椅子に胡座をかいて
何もせずとも時節を待てば、なれてしまう。
それが「名誉教授」。
父は名誉教授になるのです。
無職ですが。
今は家の専門書をガンガン断捨離中ですが。
商売道具捨ててますが。
論文も書かず
講義もせず。
執筆もせず。
家で寝転んで朝から晩までTVを見ているだけですが。
「名誉教授」
大好きなその肩書きのお陰で
墓場まで幸せに行けるのでしょう。
ありがとう、ありがとう。
学者なんて社会不適合者率がかなり高い。
父はその筆頭。
定年後、「お前は無職」と放り出さずにいてくれてありがとう。「お前は学者」と、定年後も肩書きを残してくれてありがとう。父のプライドを守ってくれてありがとう。
これで、子守の手間が減るわ。
70歳ですけど、誰よりも幼児のままで、
手のかかる父です。