毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

誰といたい?

stay homeにわたしはだいぶ飽きてきていますが、多分父は飽きてはいないんだろうなぁ。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

緊急事態宣言が出て、みんなお家にいるようになって、人と会わない事にもだいぶ慣れて来ましたよね。こうなってみると、今まで会いたい!と意図して会っていた人とは宣言解除後すぐにでも会いたいけど、本当は会わなくても良いのに仕方なく会っていた人や惰性で繋がりを持っていた人々とは「もう会わなくてもいいじゃん」と、人間関係がリセットされた気がしています。

誰といたいか?を、見つめ直す機会になったのかもしれません。

 

父は、余計な人付き合いをしない人でした。いや、中洲には行っていましたが。金払いが良いだけでモテますからね、夜の街は。自尊心を満たす為にクラブやバーには行っても、父は友達は多くなかった。なので、今ずっと家にいる事に不自由は感じていないはず。

 

ウチの子育ては酷いもので、父は子どもたちの交友関係を極端に制限していました。

「友達なんて作っても裏切られるんだ。家族しか信用するな。他人は騙すんだから深入りするな。付き合うな。」そう説き続け、子どもの友人たちを、会った事があってもなくても悪く言い続け、遠ざけよう遠ざけようとしていました。

 

親自身はそういう人だったので、「人と関わらなくて良い」今の状況は、煩わしくないのでとても喜ばしい状態かもしれません。

 

まぁ、老い先短い両親はそれで良いのですが。

わたしはコロナが落ち着いた後もまだまだ人生が続くと仮定するならば「家族しかいない」日々のままではいられません。

 

働きに出なければ生きて行けないし、外の世界ではお付きあいも必要。そしてその中で、信じ合い助け合える人間関係が生まれたならば、それは財産になる。わたしの人生を豊かにしてくれるでしょう。

 

今、わたしは夫と2人でずっと過ごしています。夫を愛しているけれど、2人で閉じこもっていても、そこで交換しあえる笑いも知識も、マンネリ化してきます。ネット上の繋がりだけでは足りない。やはりリアルな別の人との交流が恋しい。

こんな時代だからこそ、今後を共に助け合い、人生を分かち合える仲間を、家族以外にも増やして行けたら良いなと希望しています。

 

その為には、家族以外でも愛する誰かを助けてあげられる余裕を、常に持っていられる自分でありたい。困ったらウチに来なよ!と言ってあげられる人間でありたい。

 

父は与える事は不得意で、奪うエネルギーが常時大爆発な人でした。

常に「足りない足らない、くれくれ、俺によこせ!」というタイプで、他人に何かをしてあげる事は皆無だった。

 

その、逆の人生を、わたしは歩んでみたい。

 

父へのあてつけではありませんよ。

そちらに興味が向いているのです。

 

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