毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

両養子

両養子って何のことかわかりますか?

 

家を継ぐ人がいないから養子をとり、その養子の配偶者も他所から来て、先代と全く血の繋がりのない夫婦が家を継ぐ事です。

 

両養子は3代で滅亡する率がかなり高いんですって。先祖が余所者を嫌うからですかね?先祖の御加護が得られないんですかね?よくわかりませんが、そうなんですって。

 

ウチは、両養子です。

 

住職だった曽祖父は「殺人鬼の子どもだから結婚出来ない」と、後継の僧侶を他所から連れて来ました。それが祖父です。

 

曽祖父は生涯独身で子どもを持つ事はありませんでしたが…曽祖父の養子となった祖父の息子、つまり、わたしにとっての父の事は、「孫」として可愛がっていた様です。ともすれば曽祖父にとって、初めての家族だったのかもしれない。

 

生後2日にして孤児となり家族の温もりを知らずに生きてきた曽祖父は、それはそれは初孫を甘やかした様です。

 

祖父は父にめちゃくちゃ厳しかった様ですがね…

 

血の繋がりがない曽祖父→父に激甘

 

実の親である祖父→父に厳しい

 

 

結果父は、とてもとても歪んだ性格に育ちました。

 

 

そしてその迷惑をとてもとても被ったのは、わたし。