毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

いつでもどこでも娘LOVE

知人に、お父さんが娘の事を好きすぎる

娘に甘く優しすぎる

そして娘もパパが大好き

そんな父娘がいらっしゃいます。

 

裏表のなさそうな

面白くノリの良いお父さん。

愛されキャラでかわいらしいお嬢さん

 

すごく羨ましいです。

 

 

ウチの父も、多分、他所のお家に負けないくらいわたしの事が好きなんだと思います。

(そんなの比べるものでもないけれど)

 

その愛が歪んで

束縛。罵倒。監視。DV。

 

父も祖父から厳しくしつけられ

殴られて育ちましたから

娘から好かれ、娘の友達からも羨ましがられる様な、現代版の世に言う

「優しくて良いお父さん」像が良くわかっていなかったのかもしれません。

というか「知らなかった」。

 

 

あぁでも、たまに、父はわたしに洋服を買ってくれました。

そうするとアパレルのショップ店員さんたちは

 

「うわぁ、お父様お優しい〜」

「お嬢さん羨ましい〜」

「素敵な親子ですね!仲良し!」

「こんな素敵なお客様、なかなかいらっしゃらないですよ〜!」

口々に父の自尊心をくすぐる言葉のシャワーをかけて下さった。

 

褒められると父はいつもホクホクでした。

 

他人から親子関係を

仲良し・優しい・素敵と言われ喜んでいたわけですから

 

父はわたしと仲良しでいることを望んでいたのでしょう。

 

しかしながら

家の中では口論ばかり。

わたしは殴られ、父は「お前は俺の事がきらいなんだ!俺の言う事が聞けないなら出て行け!ここは俺の家だ!」といじけてわめく。

 

仲良くしたいのに

仲良くする方法がわからない。

 

言う事を聞かせたいのに

従わせる事ができなくてキレる。

 

親子間の意思疎通困難。

 

悪循環しかなかったわけですが

 

お互いに、目の前の者に対する思いやりやリスペクトがあれば、何かが違ったのでしょうか。

 

 

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