下等民族の下品な言葉遊びに他ならないのですがウチの父の持ちネタに
「バーキンはバイキンだ!」
という、本人だけがギャグだと思っている言葉遊びがあります。
実の親がそんな下品なギャグ?ばかり言っているのを聴きながら育つと、バーキンをね、買えなくなります。エルメスに申し訳なくて。
重たいし口がそんなに開かないし使い勝手が良いとはあまり思えなくて、庶民のわたしは手に入れてもとても普段使いする事が出来なくてタンスの肥やしになりそうだけど
やはり定番で長く続く素晴らしいバック
大きさも色味も自分にしっくりくる物を選べば何十年と使い続けられるし転売も可能で資産価値がある。素晴らしい銘品ですよね。
「バーキンはバイキン」
そんなくだらない笑えない冗談を口にして1人喜んでいる父は、脳みそが5歳から成長していないのか、あるいは「オシャレ」「上品」というものに強烈な嫉妬心や劣等感を感じているからかもしれません。
社会学者として
「ブランドの消費とは記号の消費に過ぎない」という立場でよく論じていましたが
企業の資産としてブランドの価値を数値化して計上する時代です。お前は何を言っているんだ?
記号の消費というけれど
単純に、バーキン程の良品は長持ちしますから、半年でボロボロになる合成皮革のズタ袋と同じ俎上に載せるのはまずお門違い。
プラダのバックと100均のナイロンバックを比較するのもナンセンスです。
あぁ、こんな恥ずかしいギャグを外で言わないでくれよ…と日々祈っていましたら…ある日…
ブランド物のパクリ品の腕時計を、父がしていました。「本物より安いのに本物と見た目変わらないだろう?」と、得意げに。。。
何だ。やっぱり、ブランド物に憧れてたんじゃん。。。。てか、それまさに、あなたの言う記号の消費ですね?物はニセモノな以上、まさに「記号のみ」の消費ですよね???
そうは言ってもまぁ…
ぶっちゃけ恥ずかしい話しではありますが
娘としてはお金もないのに見栄を張ってブランド物を買い集める親よりも、ニセモノで満足するくらいの親の方が安心出来て良かったのかもしれません。(だからといって本物を沢山買える超お金持ちを僻む様な恥ずかしいマネはやめて頂きたいけれど)
ちなみに同じくそんな親の元に育った妹は、先日カルティエで、自分で自分に高価な腕時計を買っていました。
親のコンプレックスはやはり、子に感染るものですかね。
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