毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

入浴で息切れする高校生

今朝、久しぶりに5:30に起きてお風呂に入りました。

 

昔は風呂上がりは目眩がして立っていられなくて、椅子に座りながら髪を拭いたりドライヤーをかけたりしていました。

 

あ…。

わたし、今、椅子に座らなくても、早起きして寝不足でも、普通に身支度が出来ている…

 

ふと思い、喜びに目が潤みかけました。

 

今は40歳ですが、これは、10代の頃には実は考えられなかった事なのです。

 

父親のモラハラやDVが原因で精神崩壊・自律神経が乱れ・睡眠障害摂食障害で慢性体調不良。

 

人間らしい生活が送れない身体でした。

 

頭が働かない。身体が動かない。全身が重たくて重たくて重たくどうしようもない。自分の身体が自分のものではない感覚。

しかし病院に行っても「原因不明なので精神科に」と言われるだけで何も改善しない。

 

精神科で出された安定剤をまとめて飲んで自殺未遂もやりましたが

 

親が原因な以上、親と一緒に住んでいたって治るわけがなかったんですよね。

 

家出をした事もありましたけど、結局は離れても精神的に追い詰められて。いつか親が殺しにくるんじゃ。警察に連れ戻されるんじゃ。震えが止まらなくて家に帰りました。

 

親とわたしの双方が納得した上で家を出られたのは35歳の時でした。

 

共依存からお互いに一歩抜け出すまでに35年もかかってしまった。

 

そこから5年かけて、ようやく、風呂上がりに目眩を起こさない程度に身体が正常化してきたのです。

 

健康体って、いいものですね。

 

学生時代にこれほど自由になる頭と身体があったなら、もっと別の人生が歩めたのでは?とも思います。

 

その「別の人生」というのも「高学歴・高収入」という発想ですから、完全に父に毒されたままなのかもしれませんが。

 

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