金運の上がるお財布って諸説ありますよね。
長財布がいいとか
コインケースを別に持たないといけないとか
お財布の購入金額の200倍が年収になるとか
黄色が金運が上がるとか
茶色の方が堅実で貯まる色だとか
金具は金色がいいとか
こんばんは。
社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
ウチの父のお財布は、黒の2つ折りタイプが多かった。いつもすごく安物だったり貰い物だったりを使っていて、ブランド物なんて使った事がないはずです。そしていつも無造作に、ズボンのお尻ポケットに突っ込んでいました。
お財布にお金をかける事はバカらしい事だと思っていた様です。
父はとにかくいつもいつも金金金金金金金金金金金金金言っていました。
子どもの前で毎日毎日、金がない金がない金がない、お前らのせいで金がない。金食い虫。寄生虫。
特にわたしと妹はいつもそう言われていました。
一方で弟には
「跡取息子には金を払うのは惜しくない。娘への投資は嫁ぎ先に貢ぐ死に金だが、息子に払う金はウチの金だから」と。
それでも弟にお金を渡すときにはやはりケチケチした物言いをしていましたが。
金金金金金言っていたわりには
安物の財布を使い、お財布自体を雑に扱い
実家を継いでいるから家のローン等はなく、保険も入っていないのに、金がないと常に言う。
お金のことを大切にしていないかんじ。
お金に対して温かい感情を持ち合わせていないかんじ。
そのお金で育ててもらったとはいえ、父のお金との付き合い方は、好きではありませんでした。
1番嫌だったのは、人として払うべきお金すらケチだった事。
例えば我が家は福岡で、母の実家は長野なのですが、母方の祖父、母にとって実の父親の葬儀に、わたしの父は顔を出しませんでした。
暇なくせに「忙しい、行く金が勿体ない。」と。
それどころか専業主婦でいる事を強いている母にまで「金がかかるのになんで帰るんだ。金食い虫。誰の金だと思ってるんだ。俺の金だぞ。遠いのに何で葬式に出らんといかんのだ。遠いんだから死目に会えん事ぐらいわかってて嫁に来たんだろうが」とwww
何時代だよ?
海外の葬儀に行かせてくれと頼んだわけでもあるまいし。
ちなみに、福岡の親戚の冠婚葬祭にも、出席させてもらった記憶はありません。父もいつも欠席。理由はもちろん「金がもったいない」
ウチは「金がかかるから」という理由で、親族とも友達とも、基本的に疎遠な家でした。
とにかくお金を出したがらず
出すときには嫌々出し
人のためには1円も払いたくない。
贈り物を貰うのは大好きなくせに、自分から贈り物をおくる事はなく、贈り物へのお返しは基本なし。返すときには不平不満と共に仕方なく。そんな父です。
他者との喜びの交換・分かち合いのためにお金を使った経験は、もしかしたら無いのかもしれません。
ちょっと寂しい話しですが。
父は来年から年金生活なので、ますますケチケチな日々が始まるのでしょう。
お金の愚痴は聞きたくないなぁ。
金がない、金食い虫と言われて育った事もあり
わたしが父を養うという発想はサラサラありません。養ってやれたらカッコいいんでしょうけどね。
数年前までは殴られた記憶、殺されかけた記憶から「お前が将来困ったところで誰が助けてやるか」という思いがありましたが、そういう恨みみたいなものは随分減りました。
それでも、ね。
今あるお金を大切に、金銭的にも物理的にも介護不要で、ピンピンコロリでお願いしたいものです。
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