毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

机上の空論

「魔の14歳」という言葉があります。

 

社会学用語なのか精神医学用語なのかはわかりませんが、ググればいろいろ出てきます。

酒鬼薔薇事件だとかバスジャック事件なんかの、14歳が起こした事件と絡めて解説しているページもあるでしょう。便利な時代になりました。

 

この「魔の14歳」という言葉、以前からあったらしいですね。

わたしが14歳の時に、社会学者の父がしきりに言っていました。

 

google先生によれば「子どもと大人の端境期で、精神的に不安である時期」という事なんでしょうけれど。

 

 

しかしながらウチの父は、その知識を己の子育てに活用する事は出来なかった。

 

「14歳は反抗期だけど、オレに逆らったら殴る」

「オレは社会学者だから知っている。俺はお前に刃向かう。14歳だから。しかしオレはそれを許さない」

 

そういう理屈で、さらに高圧的に警戒・威嚇されました。

 

そしてまた「魔の14歳」というワードを得意げに連呼する父は、「魔の14歳という言葉と、その時期に子どもが歯向いやすい事を知っている俺、エライ!」…と、己の地位や能力を自慢している様にも見えました。

(教授や言うてもアンタ、地方の3流大やけどな)

 

社会学者ならば魔の14歳と呼ばれる時期の子どもの不安定さを、プロとして考察すれば

然るべき接し方がわかるはずだろ???

と、今になってみれば思うのですが…

 

社会学者という肩書がありつつも本人は、発達障害で人の気持ちがわからない人ですから。

残念ながら。

 

当時は自分の親が発達障害だなんて考えた事もなかったので

 

「お父さんに話しが通じない!なんで!どうしてわかってくれないの!?話しを聞いてくれないの!?」と、わたしも思っていたのですが…

 

先天的に意思疎通が無理な

話しがそもそも通じない人だったなんて…

 

14歳の時のわたしに言いたい。

 

おつかれ。がんばれ。

 

 

#親が発達障害 #親がADHD #ジャイアン #毒親 #DV #モラハラ #魔の14歳