毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

血の轍

気味悪く闇深いマンガなのですが

ちょっと話題になっていたので読んでみました。「血の轍」1〜7巻まで。

 

子離れ出来ない若く美しく未熟な母と

共依存関係にある中1の息子。

まぁ、共依存と言っても、この日本社会にあっては義務教育期間は子が親から離れる事は難しいのかもしれませんが。

 

以下ネタバレですが

 

「血の轍」のママ、息子のラブレターを破くんですよね。

自分の用事に、親戚の用事に人権無視で付き合わせる。

友達との約束を断らせてまで言うことを聞かせる。

 

ウチの父も、娘の持ち物を全て監視したがる人で、友達からの手紙やメモは探し出して取り上げて朗読されたあげくに、知性が低い・知能がない、こんな物を書いてるヒマがあったら勉強しろ、バカとは付き合うな…などと嘲笑われ。

 

親と一緒にプールに行く事を強要され

身体のためだ!健康の為だ!と言われる。

学校の水泳部は退部させられたのに…

親とは水泳をさせられる…

中学生にもなって…

 

洋服の買い物も親と一緒。

親の許可する服や靴しか身につけられない…

 

その頃の記憶と「血の轍」が、重なりました。

 

 

子どもにプライバシーがない。

 

親が子どもを我の所有物と勘違いしている。

 

非常に気持ちが悪い。

 

「血の轍」を読んでいると、自分の昔を色々と思い出して胸クソ悪くなりました。

 

でも、新刊が出たらきっとまた読むのでしょう。

 

「ウチはコレよりマシだった」と思えそうなところが、いい。

 

 

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