毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

春の山菜

今日は山菜を料理しました。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

今日食べたのはツワブキとウド。

下処理まで終わらせたのがワラビとタケノコ。

(ちなみに今夜のお味噌汁は海の幸でしたが、こちらも旬のあおさでした。)

 

わたしは母の実家が長野の農家。

鹿児島出身の主人も実家は半分農家。

 

2人とも田舎料理が性に合っているので、山菜が多く出回る春というのは食の点でも楽しみな季節です。

 

わたしの実家でよく食べられていたのは蕗の薹の天ぷら、ツクシの卵とじ、タケノコの煮物などでしょうか。

タケノコって大きいと食べきるまでに時間がかかるから、1週間毎日毎日タケノコの煮物がエンドレス…なんて事もよくありました。

すると父は2・3日目から誰よりも早く「もう、いらん。飽きた」なんて平気で言っていましたね。食べ物に関してはとりわけワガママな人です。

 

ウチは祖父母が同居で、子どもが3人。それに両親。祖父母はもう他界していて、わたしと弟は家を出ていますが、多い時には最高で合計7人ぶん、母は毎日料理を作っていたわけです。すごい。重労働だよなぁ。

7人もいた時にはいろんな物を沢山作っていたので、その頃の癖がなかなか抜けないのか、今でも母はゴハンを多く作り過ぎています。

大きな冷蔵庫に、沢山の食材と手料理が今でもギッシリ。父と妹と母の3人で食べるには多過ぎる量ですが…食い気があるウチはまだまだ元気な証拠かなぁと、たまにそれを見ると、ちょっと安心したりします。

 

ところで最近はコロナの影響でデパ地下も閉まっていますね。父の趣味は食べる事と、食材の買い出し。特にデパ地下散策。

しかし緊急事態宣言で、大好きなお散歩先が閉まってしまった。(デパ地下の代わりに今はスーパーにでも行っているのでしょうが…)

 

父母の様な老人がこの時期に人混みに踏み込んで行くなんて事はリスキーなので自粛は当然なのですが

好きなお買い物先が閉まっていて、何のトキメキもない毎日で老け込みはしないかしら。外出せず日光も浴びず、身体が弱っていかないかしら。そんな心配を少しだけしています。

 

昔は「いつか殺してやる」だの「早く死ね」だの「何で生きているんだ」だの言い合っていたのに。まさか年老いた親の心配をする様になるとは。

 

でもこれは健康の心配っていうより、それ以上に「つまらない」「楽しくない」顔をしていてほしくないなって、思うんですよね。

 

育てられてた頃は般若面みたいな顔しか見てきませんでしたが、あちらも子育てが終わって「老後」を迎えたわけです。鬼の形相でいる必要のなくなった今、残りの人生は、なるべく笑っていて欲しい。

 

お互いにね。

後味悪いのって嫌じゃない。

 

#親が発達障害 #親がADHD #ジャイアン #毒親 #DV #モラハラ #大人の発達障がい