「ウチは俺が1番エラい。皆んな俺を敬え」父はそんなスタンスでした。
こんばんは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
家庭に於いて、思春期の子どもが父を無視する。お父さんの洗濯物と自分の洗濯物を分けて洗っている。お父さんの後のお風呂には入らないと言う。ネットでもマンガや小説でも散見されるこの現象。父の同僚の先生にもこの憂き目に遭われていた方がいらした様です。
そんな話しを大学で同僚の方々から聞くたびに父は「ウチはそんな事はありませんよ。」と答えつつ、優越感に浸っていた様です。
父は「家主たる俺は絶対者で、威厳を保っていて、反抗的な態度を取る者には折檻を加えて絶対服従させているから大丈夫」という思考回路でした。そんなもの仲良しでもないし、尊敬なんて得られるわけがないのに。
子どもも成長と共に自我が芽生えます。
やりたい事、行きたい場所、仲良くしたい人が出てくる。しかしそれらを父が選別し、その多くは我々の希望とはかけ離れた決定で、子どもの希望を尽く打ち砕き「俺のいう事が聞けないなら出て行け」と脅し、それでも歯向かえば罵倒し殴り、ブスブタバカ死ねお前にはなんの価値もない人間のクズ腐れ詐欺師穀潰し早く死ね売春婦アバズレホラ吹き女社会のクズ役立たず何の為に生きているんだ嘘で塗り固めた人生俺のいう事さえ聞いていれば間違いない………日がな一日我が子を罵り子ども自身の自己評価を低めて行く。
我が家はそんな状況で、圧政もいいところだったのに
「僕は家に帰ると肩身が狭くて〜」なんて泣き言を言ってみる可愛らしい同僚の先生に
「ウチは普通に会話もありますし家族仲は良好です」と自慢し、羨ましがられ、それをまた帰宅後我々に自慢する。
信じられないくらい、本当に、嬉しそうだったんです。
「他の先生たちは娘にナメられているけど、俺はそんな事ない!俺はエライから!」
本気で、父の恐怖政治に怯える他の家族の気持ちがわかっていなかった。
発達障害のチェックリストに「人の気持ちがわからない」という項目があります。だいたい、アスペルガーの所に入っています。
他の項目的にはウチの父はアスペルガーよりADHDが強い気がしますけれど、とにかく本当に、想像力がなくて人の気持ちがわからない人です。
きっと本人の気づいていない部分で平気で人を傷つけ恨みも買っていたと思います。
誰に刺殺される事もなく定年まで勤め上げることが出来て、本当に良かったです。
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