毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

ダンプ松本さんの涙

女子プロレスラーダンプ松本さんも、お父様との長年の確執が伝えられていた方ですね。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

最近、ダンプ松本さんの記事を読みました。

ダンプ松本さんのお父様は、お家にお金を入れず、お外で女の方におモテになり、お家の中ではお母様に暴力をふるわれていたそうで、ダンプ松本さんは「お母様を守る為、お父様に勝つために」プロレスラーになられたそうです。

「父を殺すためにプロレスラーになった」とまで言われています。

 

しかし、晩年は、和解されたんですね。

お父様が施設に入られたのか、痴呆も出ていらしたのか。小さくて丸く大人しくなられたお父様に、カレーパンを食べさせてあげたりツーショットのお写真を撮られた事を語っていらっしゃいました。

「かわいそうでね」って。

 

お父様が他界された後も、お母様とお一緒に墓参りに行かれて、お花のボリュームが少ないと寂しいかんじがして、「かわいそう」って。

 

そして、インタビュアーさんから

「お父様に、会いたいですか?」と聞かれたら

涙を流して「もう一度、会いたい」と…

 

「父を殺す為にプロレスラーになった」とまで公言し、女子プロという過酷な道を歩み続けた人が、最後にはお父様を許し、「会いたい」と涙する。これは、胸にくるものがありました。

 

子は親を選べません。虐待する親から子どもは逃れられない。親の保護下にある年齢の間は、子にとってろくでもない親はそれでも絶対的であり恐怖であり諸悪の根源です。

 

その親から自立した後、親を許せる人も許せない人もいる。ダンプ松本さんの様に親を殺せるほど強くなる人。めちゃめちゃ稼いで親を見下してやろうとする人。完全に縁を切る人。「離れてもわたしの人生うまくいかない。あんなろくでなしに育てられたからだ。親のせいだ」と、ずっと不幸に浸って愚痴ばかりの人(←最近までのわたし)。自立せず共依存のまま共倒れする人。適度な距離でなんだかんだで上手くやる人。親子の数だけいろんな物語りがあるでしょう。

 

でもね、長年の確執を乗り越えて、お父様の死後、「会いたい」と涙したんです。ダンプ松本さんは。やっぱり、お互いの命があるうちにしかつけられないケジメってありますよ。

 

彼女のショートドキュメンタリーを動画で見て、わたしも後悔のない様にしなければと思いました。

 

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