毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

父は幸せなのか不幸なのか

今日はBAZAARの記事からです。短いので最後にリンクと全文も貼り付けます。

 

こんにちは。社会学者で発達障害の父親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

このコロナの状況下で「幸せ」について悩んでいる人、「幸せって何?」状態の人はおそらく増えているのでしょう。今日ご紹介するのは「幸せ」についての考察記事なのですが、わたしが引っかかりを感じたのはこの部分。↓

《作家のパーカー・パーマー(Parker Palmer)はかつて、「“私は自己中心的で利己的で自己防衛的な人生を送って、間違いなくよかった“と言って死んでいく人はいない」と、指摘しました。》

 

うん。わかるよ。一般的にはそうかもね。

でも残念ながらウチの父は、間違いなくそれを良しとして死んで行きますよ。。。

自己中心的で利己的で自己防衛的な人生を送っていますし、それは父の本能で、本人は自分がドラえもんで言うジャイアン的な生き方をしている自覚が無いし、何処かが間違っているかも?などという己への疑いは、ひとカケラもない。ウチの父は発達障害だから仕方がないのですが。

 

ところでパーカー・パーマー氏が想定しているこの手の人種に恐らく含まれるであろう「サイコパスDV野郎」は、大きく2種類に分かれます。

①自覚してやっていて、DVをしてしまう自分に負い目を感じている人。「殴ってごめん、もうしない」などと言ってみたり、DVの後に優しくしてくるけれど同じ事を何度も繰り返す男はこのパターンですね。

②相手が悪いのを罰しているだけで、こちらは悪くない。自分のDVは正当な躾・罰・教育であり間違った行為ではない!と、心から思っている人。

 

ウチの父は後者ですねぇ。

幸せか不幸せかはわかりませんが、この生き方を死ぬ時に悔いる事はないでしょう。だって、別の生き方を知らないから。何でも自分の思い通りにならないと気が済まない人ですから、最後まで思い通りにならなかった事、思い通りにならなかった人の事を非難したり笑い者にしながら死んでいくのでしょう。

もしも死の間際まで執着心を持ち続ける事が出来たなら、そのバイタリティやエネルギーはある意味アッパレで、幸せなのかもしれません。

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200506-00010000-bazaar-life

 

 SNSなどの普及により、「幸福」について考える機会が増えている現代。しかし、その「幸福」を追い求め続けることで、逆に「不幸」になってしまっているように感じることはないだろうか?
 そこで、NYのワイル・コーネル・メディカル・カレッジの精神科の臨床インストラクター、精神科専門医助手で、positiveprescription.comの創設者のサマンサ・ボードマン(Samantha Boardman)博士に、この問いに関して話を聞いてみた。

【写真】有名医師が教える、自宅での「コロナ疲れ」解消法
Q:幸福を追い求めることが、逆に私を不幸にしてしまっているのでしょうか?

私たちは、幸せであることのメリットを絶えず再認識させられています。例えば、幸せな人のほうがより成功し、いいセックスができて、友だちが多く、体つきもいい…など、数多くあります。全体的に幸せのメリットを裏付ける証拠がある一方で、「幸せ」についてや、どうやってそれを追い求めるかを考えれば考えるほど、幸せを見つけにくくなることが研究からわかっています。

まず、ひとつには、幸せであることがいかに大事かと言われることは、失望感につながります。自分がどのくらい幸せかを絶えず分析していると、実際に経験する能力が弱まります。途方もない喜びを与えてくれない普通の瞬間は失敗のような気がするのです。

他のマイナス面としては、絶えず幸せを追い求めていると、孤独になるということです。個人や個人的に得るものを重視すると、他人とのつながりにダメージを与えます。作家のパーカー・パーマー(Parker Palmer)はかつて、「“私は自己中心的で利己的で自己防衛的な人生を送って、間違いなくよかった“と言って死んでいく人はいない」と、指摘しました。

そこで、一瞬一瞬の幸せよりもっと大事な何かを見つけることで、世の中に貢献でき、他の人の役に立てるのです。つまり、意義と目的です。

幸せを感じる(そしてそれをSNSでシェアする)という社会的なプレッシャーが、非常に強いのが現代です。私は、たいてい、あるいは常に幸せを感じないのでどこかおかしいのではないかと心配している患者を診てきました。私がその人たちに言ったのは、幸せを追い求めることにあまりフォーカスしないで、良いことをもっと追い求めなさいということ。そうすれば、物事はうまくいきます。

エレノア・ルーズベルト(Eleanor Roosevelt)が次の名言を残しています。

「幸せは目標ではない。副産物である」と。

 

 

 

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