毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

動機は何か?

「恐怖心や競争心が動機や意図だと、他人や世間を批判したり拒絶したりしてしまう。」

わたしの知るヒーラーさんやカウンセラーの方、セラピストさん方は皆さん、この様な事を一貫して言われています。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

「恐怖心や競争心が、動機や意図だと、他人や世間を批判したり拒絶してしまう。」

これは、わたしも身に覚えがあります。

 

父に怒られないように。

将来が不安だから。

父に決められた目標をクリアする為に。

父の決めたライバルに負けない様に。

あるいは自分が嫉妬している相手に負けない様に。

 

 

この様な動機で始めた事は、尽く失敗してきました。そして、上手くいかない理由を、父のせいや世の中や社会のせいにしたくもなりました。そんな自分が嫌で、他者との関わりを絶ち、自分の殻に篭りたくもなりました。

結果、10年間摂食障害と躁鬱を患いました。

 

 

「恐怖心や競争心が動機や意図だと、他人や世間を批判したり拒絶してしまう。」

 

これは言い換えると、「自分を生きていない状態は、精神衛生上よろしくない」と言えるかもしれません。

 

恐怖心や競争心が動機という状態は、「自分のやりたい事をやる!」という状態ではない。

やりたい事をやらない代わりに「○○にならない様に」という防御や保険に注力する。

「○○よりも上に行く」「○○よりも幸せになる」という他者と自分を比べる、他者基準の行動はマウンティング行為であり、自分の幸せの為に生きていない。

 

やはり「自分のやりたい事をやる」というのは、心身ともに健康である為に必要な事なのだと思います。あるいは純粋な「奉仕の氣持ち」というのもアリかもしれない。例えば、健全な家庭における、親から子への無償の愛だとか。そうでなくとも「他者や社会への奉仕が生きがいである」という方々も、世の中には一定数いらっしゃいますよね。昔はその様な方の存在が信じられなくて、偽善者なのか?と思っていた時代もあったのですが、実際本当に、いらっしゃる。素晴らしい事だと思います。

 

 

ウチの父は、基本的に、自分の我を通しまくる人でした。なので、自分のやりたい事はある程度出来ていたのかもしれない。しかし子どもには自分の恐怖心や競争心を押しつけてきた。

 

子どもが人生を失敗しない様に、道は俺が決める。同僚の子どもなんかに俺の子どもが学歴で負けるなんて耐えられない。お前ら勉強しろ!

 

父は自分の欲望に忠実だったのでしょうが

それを押し付けられた我々子どもは全員不幸な学生時代でした。

 

父に植え付けられたものはなかなか抜けなかったけど、自分の心に従って動ける様に、少しずつ、リハビリ中です。

 

 

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