毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

外面が良い人って、不安な人?

《日本人はよく人見知りをするといわれる。あるいは外面がいいといわれる。この人見知りも、外面の良さも、見知らぬものへの恐怖と不安である。その不安や恐怖から、自分の必要性を犠牲にして迎合する。》

早稲田大学名誉教授・加藤諦三さん著『不安のしずめ方』より

 

こんにちは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

妙に引っ掛かった一節です。

《外面の良さも、見知らぬものへの恐怖と不安である。》

 

このブログで散々ウチの父が発達障害丸出しだの虐待毒親だのと罵ってきましたが、父はとても外面が良かったので、他所様からはパッと見、父の異常さがわからなかったんですよね。(あくまでパッと見です。)

 

その外面の良さがサイコパスの隠れ蓑になっている事を長年疎ましく思って来たのですが…

 

そうか。不安な人は外面が良い。

危ない事・困った事に直面するのは怖いから。不安だから。だから、何かしらの危険に遭遇する恐れがある家の外では、外面が良かった。

 

安心して攻撃できる、自分のテリトリー内にいる家族にはそんな小芝居は必要なかったけれど、心配な相手・サイコパスぶりを披露するには危険を伴う相手とコミュニケーションを取る必要がある場合には「良い人」のペルソナをつけていた。不安という動機から。

 

なるほど。

 

 

外面だけは良い

小賢しい小芝居サイコパスに嫌気がさしているご家族の皆様。その方、「不安で小心者」なだけかもしれませんよ。

 

そう思うと、子どもみたい。

 

まともに取り合うのがバカらしくなりますし、子どもすぎて可愛くさえ思えるかもしれない。

 

考え方一つで我が身を楽に出来るものですね。

 

 

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