レギュラー案件を落としました。
こんばんは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
仕事でプレゼンをしていたのですが、その結果が来まして、長期契約を他社に取られました。
ふーん。そうなんだー。
ざんねーん。また次ガンバロー。
メールを見た時、最初はそう、思い過ごそうとしました。
目の前にあるのは事実だけ。
それに心を乱すかどうかは自分次第。
自分がヤサグレようがスネようが、事実は変化しない。ならば過ぎた事に心を病むのは時間の無駄。だから淡々と事実を
「そうなんだぁ」
と、受け流すのが、大人というものです。
………。
しかし
しかし。
レギュラー案件。
これを落として、本当は、本音は、悔しくない筈がない。
そこで試しに、夜帰宅した夫に話してみました。
「めっちゃ悔しい」とわめいて、
若干奇声を発し
不機嫌さを隠さず
力任せに晩ご飯の野菜サラダの水切りをしたりして、夫やキッチン用具に八つ当たりをしながら過ごしました。
すると夫が、気を遣ってくれました。
わたしの機嫌を伺う様に、恐る恐る遠巻きにこちらを見ながら、気にかけてくれました。
すごく、それが、すごく嬉しかった。
思えばかつて、親にも過去の恋人にも、こんな事、した事がなかった。
「あのね!学校でこんなひどい事があったよ!」
「聞いて!仕事でこんな事があって頭に来たの!」
そんな事を家族に話した事はなかったし、大きな事件でなくとも普段から家庭以外のコミュニティでの出来事を家族に明かした事も、それを家の中に持ち込んで八つ当たりした事もなかった。
自分の私的な事での胸の内を、親には明かせなかった。かつて親は誰より信用ならない、敵でしたから。
学生時代は、親はわたしに対して「勉強以外の悩みは人生の無駄。勉強だけをしていれば人生はひらかれる」というスタンスだったし
社会人になってからも仕事の愚痴や悩みでもこぼそうものなら「俺のいう事を聞いて俺の言った仕事に就かないからだ」と言われる事が目に見えていて、口が裂けても言えなかった。
外で辛い事があっても
家の中に味方はいないし
家族は味方というよりむしろ、負担や害ばかりの存在だった。
でも、今日、夫に優しくしてもらって思いました。本当はわたし、身近な人に愚痴ったり八つ当たりしたり甘えたりしたかったんだなぁって。
思えば父は、家の外での出来事を毎日家の中で喚き散らして当たり散らしていました。それを見ていて「自分はあぁはなりたくない」と思っていたのも事実ですが…発達障害ゆえに本能だけで好き放題な振る舞いだった父を、どこか恨めしいだけでなく羨ましくも思っていたのかもしれません。
親相手には叶えられなかった事を
夫に叶えてもらえて
今日はちょっとスッキリしました。
また、仕事、頑張ります。