毒親育ち35年、その後の人生。

親から過剰に束縛される事により歪んでいった、過去の己の闇を見つめ直すべく綴っています。

デブが嫌い

空気の読めないデブが嫌いです。

 

こんばんは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。

 

ウチの父はデブでした。最盛期は身長170センチに体重100キロ位。そしておそらく発達障害ADHD。言っている事が支離滅裂で、すぐにキレて、よく怒鳴られ、殴られました。

 

外見的には、好き放題食べ散らかして醜く太った父のその姿を、毎日疎ましく思ったものです。物理的には、殴られる時に恐怖でした。100キロが拳に乗ってきたら、当たりどころが悪いと死ぬでしょう?怒ったデブは怖い。常に父は怒っていましたから、常に怖かった。

 

常に怒り常に子どもを威嚇し、怒鳴りつけ、殴りつけるというのも、振り返って今冷静に考えてみるとおかしい。365日子どもを罵倒し殴り続ける親というのは、普通に考えても頭がイカれている。発達障害だったからなのか何なのか?父からすると「お前が言うことを聞かないからだ」という話しになるのですが、怒鳴っても殴っても怒っても長年状況が変わらないなら貴方様ご自身の教育方針を省ては如何ですかね?という話です。教職者のくせに。

 

まぁ、そんなバックグラウンドがありまして、わたしはデブが嫌いです。

愛想よく可愛らしい、殴ったり怒鳴ったりしそうにない、賢いデブの方にはそこまでの嫌悪感はありません。

 

空気の読めないデブが嫌いです。

 

貴方も好き放題喰い散らかしてたら、そんなにお太りになられたんでしょう?

貴方も空気が読めないのですね?発達障害なのですか?頭がよろしくないのですか?という事は貴方もすぐにブチ切れて他人を殴ったり怒鳴りつけたりなさるんじゃないですか?

 

無意識に父と比べ、そんな事を考えてしまう。

 

 

すみません。

短期間だけですが毎日顔を合わせないといけない、振る舞いの身勝手さが身体の体積も相まって僅かばかり目に余る太めの方を見ておりまして。それでイラつきが募りまして。

 

何でかな?と思ったら。

やっぱり、父と同じで空気の読めないデブであるところが、許せないのだなと。

 

なぜ許せないのか?と、もう少し考えてみますと、1つは過去に父から受けたモラハラと虐待を未だに恨んでいるから。そしてもう1つの理由は、羨ましいのでしょう。

 

好きな物を好きに食べ、太っていても気に病む事なくありのままのデブでいられる、その自由さと心の強さと、脂肪を蓄えていられるある種生命体としてのエネルギー値が高いその健康体が。

 

わたしは摂食障害を10年続けた後遺症で、体に必要な栄養を上手く吸収出来ない不健康体になってしまいました。だから、自分にない物を持っている、エネルギーの備蓄が上手なおデブさんを羨ましく思う気持ちが多少、あるのかもしれません。

 

 

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