ウチの弟はコミュ障です。
こんばんは。社会学者で発達障害の虐待毒親に最近まで振り回されていた、アラフォー主婦のユイカです。
ウチの父は他人の気持ちがわからない人で、冗談のセンスもないのですが非常に口が悪く、「社会学者は社会を批判するのが仕事なんだ」と、世の中やご近所さんの悪口ばかり言っていました。そんな父と暮らしていると、ウチの弟は、喋る事や人とのコミュニケーションがド下手なまま、大人になってしまった。
最近、気になっている女性に、我が地元・博多のお土産を渡した弟。その女性からその日の夜
「美味しかった♡ありがとう!」とLINEをもらうとそれに
「そんなに美味しいなら全部あげなきゃ良かった(笑)」と返信したら、嫌われたそうです。
…深刻や。もう36歳になるのに…。。。
姉としては深刻です。
意中の女性に、何なんだそのLINEは。
その話しを今日父にすると
「そりゃフラれるなぁ」と言っていました。
え!?お父さん!
わかってるの!?
お父さん…弟のLINE、まんま、あなたが若い頃、我々によく言っていた内容ですよ…
例えば子どもに食べ物やお菓子を与え、子どもである我々が「美味しい!」と言うと
「そんなに美味いものは本来エライ俺が食べるべきであって、お前ら味のわからんガキどもには勿体ない。それなのにくれてやってる俺様に感謝しろ」
そんな言葉がふってくるので、私たちは素直に「美味しい」とも言いづらかった。
父的にはそれらの言動は冗談だったと言う。
そんな父の言葉を我々は嫌っていたはずなのに、大人になってからもその影響を引きずり、果てには弟は、意中の女性に父同然の言葉のパスを出し、撃沈…
なんてこった。。。
わたしが頭をかかえていると、母が口を開きます。
弟が小学生の頃、クラスメイトに山田くんと言う素直な男の子がいた。
父は冗談で「山田ジャマだ♪」と家の中で山田くんの事をバカにしていた。
弟がうっかりお外で、本人にそれを言ってしまった。
以降山田さん家との関係がギクシャクしてしまった。
父の言葉に、弟は多大な影響を受けていた。
昔から。
母は悲しみと怒りが20%ほど含まれた、一見普段と変わらない表情でその事を父に訴えていましたが…
今日も、父には、何も響いてはいませんでした。